40肩・50肩「肩関節周囲炎」
肩関節周囲炎とは、40歳~50歳代を中心に発症する肩の痛みの症状です。主に、肩の可動域が制限されることが特徴的で、肩の上下運動や後ろに回しづらいといった症状が現れます。
その原因は、肩周囲の筋肉や靭帯のこわばりや、関節を覆っている袋(関節包)が炎症を起こし癒着することで、関節の動く範囲が小さくなるなど様々なものが考えられます。
肩関節周囲炎は、加齢による生理的な変化、肩を激しく使うスポーツや仕事の影響、運動不足や姿勢の悪さなど、様々な要因が重なって発症することが多いため、早期の治療が重要です。
毎日の隙間時間で、無理のない範囲で肩を動かすことも大切です。
以下に肩に負荷がかからない運動を紹介しますので、ぜひチャレンジしてみてください。
・おじぎ運動
1.足を肩幅程度に開いて立つ
2.両腕を前に垂らした状態でゆっくりとおじぎする
3.軽く痛みを感じた角度で10秒キープし、ゆっくり元に戻す。
4.一連の動きを10回程度繰り返す
・振り子運動
1.足を肩幅程度に開いて立つ
2.痛みがある方の腕を前に垂らし、もう片方の腕は机についた状態でゆっくりとおじぎする
3.体を前後に揺らして、垂らした腕を振り子のように動かす
4.30秒程度続けたら、反対側も同様に動かす
鋭い痛みを伴う四十肩に悩まされている方は多く、日中も就寝時間も気が抜けないという方もいると思われます。
痛みが強い場合は、医療機関や接骨院に受診されることをお勧めします。
街では整骨院が沢山あります。しかし、どの整骨院に行けばあなたの悩みが解決されるのか、分からないのが現状です。
同じような痛みや痺れでも。原因は様々で、人それぞれの背景に原因があります。
患者様に寄り添い、お体の痛みやお悩みに正面から向き合い、どんな症状でも諦めずにしっかり取り組んでまいります。
